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「お出かけログ」の記事一覧

| 稲取細野高原

先日、静岡県東伊豆に位置する、稲取細野高原に行ってきました。SNSで流れてきた写真を数年前にみてから、ずっとこの時期に訪れたいと思っていたすすきの名所。
想像していた以上によくて大満足でした。

細い山道を抜けると100台ほど停められる駐車場。車を停めて入場料として600円をお支払いし、いざ高原へ。まず驚いたのはその圧倒的なスケール感。広い。人が作り出したものではなく、自然そのものを目の前にしたその壮大さに、思わずわぁっと驚きの声をあげてしまいました。

さぁこの広い敷地、どう進むか。メインのルートは、すすき畑を楽しみながら三筋山の頂上を目指すルートです。送迎の車も出してくれているため、まずは頂上へ先に訪れて、下山しながらすすきを楽しむ人も多いよう。送迎ルートの途中にはいくつか乗降ポイントもあって、各スポットで降車してすすきを楽しみながら目指す方法も。ぼくらは興奮のあまりどんどん歩を進めてしまい、結果徒歩で三筋山の頂上まで向かうことに。撮影しながら、2時間ちょっと、なかなかハードなハイキングになりました笑 でもみどころ、撮影スポットは本当にたくさんあって飽きません。混雑とは無縁なほどの広さもあって、お気に入りスポット見つけたらゆっくり写真撮影を楽しめます。

もう1つは、すすきだけでなく、山あり海ありで絶景を満喫できること。頂上からの景色も絶景で。天城の山々に、太平洋の海。遠くには伊豆大島も見えます。イベント時期はパラグライダーの体験もできたり、イベントにも事欠きません。芝生に腰下ろし、のんびり贅沢な時間を過ごせます。

そして最後にその体験を支えてくれる地元の方々。駐車場から頂上までワゴン車で送迎してくれたり、ガイドや広場ではイベントも開催されます。トイレも仮設ながら綺麗にしてくれているし、駐車場までの道のりには途中途中でスタッフの方が誘導してくださったり、一生懸命招いてくれてるのが伝わってきてとても嬉しくなる。

まだまだ認知が低いのか、時期と場所の問題なのか、1日の来訪者は決して多くはない印象。こんなにいいのに、もっと多くの人に訪れてもらいたい場所。ブランディングや認知拡大の施策のしがいがありそうです。今年はあいにくすすきの期間のイベントは11/10で終わってしまい、これから野焼きに入るよう。毎年10月から11月頭にかけてのイベントです。ぜひ来年はいかれてみてください。

最後に今回のダイジェストムービーをお届け、ぜひご覧ください。

| #02 カチッとはまる感覚を。水平垂直ラインを揃える。

いきなりですが、この写真をご覧ください。

早朝の青木湖。幽玄な景色でした。ぜひ訪れていただきたい場所。
でもちょっと違和感を感じませんか?
次の写真も続けてご覧下さい。先ほどの写真に少し手を加えてみています。

こうするとどうでしょう。。
かちっとハマったような感じ。先ほどより、より素敵な場所にみえてきませんか? こちら1枚目と同じ写真を、ほんの1°ほど回転させただけのものなんです。

これが今日のテーマ、水平をしっかりとるということ。

良い写真のための大事なポイントは、違和感をコントロールすること。 ほとんどのケースはこの違和感をなくすことが良い写真につながります。 余計な抵抗なく、ストンと写真の良さが伝わるようになるから。 そして水平ラインをしっかりとること、これも違和感をなくす重要なポイントです。

どんないい空気感の写真も、意図しない形でまっすぐのラインがずれてしまうと、 その良さが伝わりづらくなってしまいます、それはもったいない。 もちろん勢いをつけたり演出のために、あえてナナメに撮ることもあります。 でも意図せずナナメに傾いてしまった写真は、違和感が強くなってしまいます。 そんな写真はまっすぐに角度を調整してみましょう。 ぐっと一目見たときの印象がよくなると思います。

ちなみにこれは水平だけではありません。垂直も同様です。 例えばこちらの写真。

これ斜めから撮っているの水平はわかりづらいですよね。 でも縦のラインをみてください、少し傾いているのがわかりますか。 ちょっと調整してみましょう。

いかがでしょう、かちっとはまった気がしませんか? 水平垂直がきちっとはまること、まっすぐであること、これってとても重要なんです。 少し曲がっていたりすると、その違和感に引っ張られて、せっかくの魅力が半減されてしまう。

  • × 少し水平ラインが傾いた写真
  • ◯ 水平ラインがまっすぐな写真
  • × 少し垂直ラインが傾いた写真
  • ◯ 垂直ラインがまっすぐな写真

最近はこれに加えて、奥行きの角度も縦と横、調整できるものもあります。 これも試しにやりすぎないようにさわってみてもいいと思います。 また改めてそれに関してもお伝えいたしますね。

この傾きの調整はInstagramの編集機能でも、「回転」で簡単にできます。 まずはお気に入りの写真を見返して、その角度を調整してみてください。
きっとその変化を実感いただけるはずです。